婦人科には思春期以降の10代から90代までと幅広い年齢層の方が受診されます。主な対象疾患は子宮、卵巣の良性疾患、子宮脱、月経異常、月経痛、性行為感染症、骨粗鬆症などです。診療では採血や超音波検査だけではなく、必要に応じてMRI検査やCT検査を行うことも出来るため、治療を早く開始することが可能です。
また、手術治療に関しては、出来るだけ身体への負担が少ない低侵襲手術を行うように努め、腹腔鏡手術や子宮鏡手術などを中心に行っています。また最大の特徴として、腹部体表に傷が残らない「vNOTES」という手術や、過多月経の方に対してはマイクロ波を用いて子宮内膜を加熱・壊死させて出血量を減少させる「MEA」というお腹に傷をつけない治療法があります。（どちらの手術も誰でも受けることが出来るわけではありません）
女性の腹痛や下腹部腫瘤、不正性器出血、月経関連症状など、婦人科疾患が疑われる方は、当科にご相談ください。また当科では、2021年より、オンライン診療も行っております。