RECRUIT糖尿病臨床研修医
医療法人社団慈惠会新須磨病院糖尿病センターは2012年12月に日本糖尿病学会認定教育施設となりました。
当センターの糖尿病臨床研修コースをご案内致します。
2023年3月からは新専門医研修制度に基づく、代謝内分泌糖尿病領域の専門医資格取得可能な施設となりました。
2024年3月現在、当センターからすでに3名の日本糖尿病学会専門医試験合格者が卒業しております。
臨床研修医
糖尿病専門研修および
内分泌代謝糖尿病研修コース
コースの特徴
糖尿病・代謝内分泌専門医育成を目的とした専門研修を行う。専門医指導により、糖尿病・代謝内分泌学における幅広い知識と技術を習得できる。メタボリックシンドロームは、当科の守備範囲であり、また糖尿病は多彩な合併症を呈することがあり、他の内科の分野の疾患も同時に経験することが可能である。さらに当院では透析外来のみならず、血管外科、創傷治療専門外来を開いており、多数の糖尿病症例における下肢温存あるいは切断症例の管理が経験可能である。また兵庫県立こども病院との連携によって、小児1型糖尿病の管理を経験できる。さらに神戸大学糖尿病内分泌科との連携によって、人工膵臓などによって血糖管理困難例の対応方法も習得可能となる。また糖尿病に伴う大血管障害の管理については神戸大学循環器呼吸器科との連携によって冠動脈疾患の経過観察も可能となることから、本コースでは糖尿病に合併する種々の疾患の病態生理や治療を実際の診療を通して習得でき、第一線の実地医療の現場で直ちに役立つ糖尿病代謝内分泌専門医を養成するよう工夫されている。以上、本コースにより日本糖尿病学会専門医および内分泌代謝糖尿病領域専門医を取得するための十分な症例数を経験できるよう配慮されている。
研修1年目
病院名・診療科
新須磨病院内科および糖尿病高脂血症外来
研修期間
1年
習得内容
糖尿病認定医取得のため糖尿病代謝内分泌内科を中心に修練を行い、かつ高血圧、肥満、脂質異常、腎不全、透析導入、維持透析の管理などを含み、内科全般の能力を身につける。
研修2~3年目
病院名・診療科
新須磨病院内科および糖尿病高脂血症外来
研修期間
2年
習得内容
糖尿病については、境界型、2型糖尿病、1型糖尿病、劇症1型糖尿病、妊娠糖尿病、およびその他の糖尿病の診断、さらにフットケア、糖尿病性腎症進展阻止のための療養指導などを含み、糖尿病治療および教育・指導について学会勧告の内容を習得する。
昏睡および低血糖例の緊急処置ができると共に低血糖に関する正しい知識と対応、さらに sick day rules を含めたかんじゃ療養支援・指導について学会勧告の内容を習得する。
尚、小児1型糖尿病の血糖管理方法については兵庫県立こども病院との連携によってこれを習得する。
さらに血糖管理困難例についてはCGMによる24時間血糖モニタリング、のみならずSAP(Sensor Augmented Pump)も導入している。
また糖尿病に伴う大血管障害の管理については当院の血管外科および神戸大学医学部循環器科との連携によってASOや冠動脈疾患合併症例の経過観察も行う。
研修4年目
日本糖尿病学会専門医および
内分泌代謝糖尿病領域専門医取得を目指す
病院名・診療科
新須磨病院内科および糖尿病高脂血症外来
研修期間
1年
習得内容
糖尿病についての特殊な症例すなわち、糖尿病性昏睡、重症合併症(特に網膜症、腎症および神経障害)、不安定糖尿病、小児糖尿病、胸部、腹部、さらに糖尿病壊疽による下肢切断、などの外科手術における血糖管理などについて、学会勧告の内容を習得する。
研修5年目
日本糖尿病学会専門医・指導医、さらに内分泌代謝糖尿病領域専門医・指導医の取得をめざす
病院名・診療科
新須磨病院 糖尿病高脂血症外来
研修期間
1年
評価及び修了認定
年度ごとに症例数を確認し、最終的に、糖尿病専門医の資格を取得するのに必要な臨床経験・学会活動(発表など)を行っているか否かを、プログラム作成および指導責任者である芳野原が評価する。日本糖尿病学会専門医さらに内分泌代謝糖尿病領域専門医の資格取得をもって、研修修了認定とする。
専門医の取得
学会等名
日本糖尿病学会
資格名
日本糖尿病学会専門医
内分泌代謝糖尿病領域専門医
資格要件
認定内科医資格取得後、日本糖尿病学会認定教育病院および内分泌代謝糖尿病領域専門医研修病院での研修3年以上
専門資格の概要
認定内科医資格取得後、日本糖尿病学会認定教育病院での常勤として糖尿病臨床研修3年以上で、入院糖尿病患者40症例以上の治療経験。糖尿病臨床に関する筆頭者としての学会発表または論文が2編以上。
応募方法
お問い合わせ
まずは応募・資料請求フォームより入力、
または電話連絡
提出書類
履歴書(写真貼付)
連絡・送付先
下記代表電話、新須磨病院 総務課
078-735-0001当院への入職を
予定されている皆様へ
免疫獲得を強く推奨している感染症疾患(麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎・B型肝炎)について
医療従事者自身の健康を保持するのみでなく、本人が他者への感染源とならないようにするための院内感染予防を行っています。その一環として、新規入職者に対しワクチン抗体保有状況の確認と、入職日までに必要なワクチン接種を実施していただきますようお願いしております。
※詳細につきましては、採用が決定しましたら説明書をお送りいたします。