日本二分脊椎・水頭症研究振興財団

 

 

二分脊椎

 二分脊椎は、もともと先天的な脊髄の病気であり、わが国の場合、出生10,000人 の赤ちゃんに対し、3人前後の割で生まれるといわれています。すなわち妊娠中のお母さんのおなかの中でこの病気になった胎児は、脊髄に障害をもったままで生まれてきます。その結果、患児は尿や便の失禁、下半身の麻痺や骨の変形などが現れます。二分脊椎はもともと脊髄の病気ですが脳にも障害を伴うことがあります。


 
皮膚で覆われている様子
二分頭蓋

 

 

水頭症

 先天性水頭症は、胎生期の感染症、循環障害などに伴い、頭に水(脳脊髄液)が異常にたまる病気です。そのため、発育遅延や脳にさまざまな障害をもって生まれてきます。水頭症は後天的にもいろいろな病気の後遺症として現れることもあります。


 
   
CT写真
MRI写真 (第四脳室が異常に
大きい特異型)

 

 

 

 二分脊椎・先天性水頭症の原因は、残念ながらほとんど分かっていません。それ故、原因を取り除いて完全に癒すことは不可能で、すでに壊れている脳脊髄障害は生涯残ります。したがって、治療は生後速やかに行い、症状の進行を停止させ、障害の増悪を防ぐことに向けられています。このため長期間、あるいは生涯にわたる療養が必須となってきます。

 

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